うなるフレンチ@中区『レミニセンス』

飛ぶ鳥を落とす勢いのフレンチといえば
レミニセンスさん。

やっと行ってきました♪

場所は食パンの乃が美さんの2F
って言うのがわかりやすいかも。

店内は白を基調としたスッキリとした店内
たまたまなのか、1つしかない個室

外はマダム達の声が割とうるさかったので
ラッキー!

余韻と記憶と書かれたお品書き。
食材名のみなので何が出てくるのかワクワク。

ドリンクは自家製ジンジャーエールと
ブドウのスパークリングジュース。

ジンジャーエールを頼んだ方に白っぽい
不透明なドリングがきたので、間違いでは?と
思いましたがこちらがジンジャーエールで大正解。

一般に思い浮かべるジンジャーエールとは別物。
まんま生姜ジュース。といった感じ。

ぶどうジュースはノンアルコールのシャンパン
って感じです。

さぁ、第一章の始まりです

<余韻>

毛蟹

くず粉チップに乗ったフィンガーフード
一口でいただきます。
口の中で毛蟹の味が広がり
ブロッコリーの食感との違いがおもしろい。

うぉっ!と思ってる間になくなっちゃった。

42度で低温調理されているので、生に近い。
最近よく見かける食用ほうづきと一緒に頂きます。
八丁味噌のクリームソースをはじめとするソースたちで
味を変えながら楽しめる。

パン、めっちゃ熱々

トリップ

フランス語で牛の胃のことです。
イタリアだとトリッパといいますね。

牛の胃とマイタケ、素揚げの銀杏などが入ったものに
コンソメスープを注いでいただきます。

湯のみのような形をした器が
香りを引き立たせるように作られているそうで
お抹茶のように底をあげて飲むのがおすすめとのこと。

確かに!
香りがまず鼻をくすぐって、コンソメっていうより
和っぽいお出汁という方がふさわしいような。

トリップもすごくきれいに処理してあって
めっちゃおいしい

余韻最後は

牡蠣

海苔の下に隠れているのは
北海道・仙鳳趾(せんぽうし)産の牡蠣のフリット

海苔を取ってみると・・・

ヨーグルトソースや蛤のソースをつけていただきます
グリーンのソースが蛤ソース
青さの風味も活きてる

第二章は記憶

白焼きにした一色産ウナギ
そのままでも岩塩が効いていておいしいですが
焼なすのピューレやマデラ酒ソースで
味を変えながら楽しみます

お肉はなんだろう?
牛か鴨じゃないかな。羊もあるかも。
と予想をしていたら

鳩。

国産小鳩をカシスソースや黒ニンニクビネガーで。
八丁味噌ソースも

鳩って数回しか食べたことないけど
特別おいしいと思ったことなかったけど

コレ柔らかくてめっちゃんまーい。
心臓や砂肝もすっごくいい。

フィンガーボールが出てきたので
手を使って食べる!

第三章は安堵

蜜柑

シャーベットの中に
チョコやキャラメリゼされたヘーゼルナッツが
ちょびっとだけ入ってるのがニクイ。

シャーベットもかき氷状のものだけでなく
ジェラートや凍らせたジュレっぽいものも入っていて
すごく楽しい

デザート2皿目は

無花果

皮まで食べられるイチジクと焼きたてカヌレ
ハイビスカスの泡、ほうじ茶のメレンゲ

終章は追憶

茶菓子と書いてあったので
勝手に小さな焼き菓子だと思っていたら

茶菓子はシェフの子供の頃のお菓子

プッチンできないけどプッチンプリンと
ミニチュアクランキーアイスバー

カフェインがダメな方には

クランキーバーの代わりに
ミニ雪見大福だって。

最初から最後まで小さな驚きがいっぱい詰まった
楽しめるお料理ばかり。

フレンチにありがちな胃のどっしり感はなく
かといって物足りないわけではないいい塩梅。

余韻と記憶と言っているのもよくわかる。

その日ベッドに入って
もう一度思い出すほど心に響くような食事に出会う事は
そう多くない。

鮮明に思い出せるほどいい食事。
というのが勝手な私の基準。
その基準では最高ランク。

ランチ代としての¥6500(税・サ別)は決して安くはないが、
サービス料を取るだけの接客ではあるし
味も満足度も十分その価値があると思うな。

最後にシェフか見送りに出てこられてビックリ。

若っ!と思わず口に出してしまった。

東京の「レストラン カンテサンス」、大阪の「レストラン ハジメ」と
ミシュランの星レストランで修業をされたシェフと聞いてはいたが
あまりの若さに、名店で修業したからおいしい訳じゃなく
この人がすごいんだろーなーと感服いたしました。

ぜひ夜も行ってみたいが、量的にはこのくらいがいいな。

この度は、結構なお料理をごちそーさまでした♪

レミニセンス 愛知県名古屋市中区栄2-15-16 TEL:052-228-8337

投稿者: ヴェルデ

長女 A型 某大手旅行代理店で長年ヨーロッパのツアー企画&添乗業務を担当。”ロン・パリ・ローマは飽きました”と彼女は、突如、社会人時代に培った人脈やルートを生かし、世界中の選りすぐりの商品を紹介するオンラインショップの運営を開始。自分が欲しいと思う物にこだわり、お客様の立場で企画提案することをモットーとしている。webデザイナーでもあり、中国語堪能な国公立大学大学院の中国研究者でもある。 欲しいものは新しい自分  ブログに関するお問い合わせはコチラ info★verdenino.com (★を@に変えてね) 読んだら押してね!