間の抜けたバトル

日々成長中のチビドラと日々退化中のばあば
孫とばあばは日々、間抜けなバトルを繰り返している。

私の姿が見えている間はおとなしくしていても
ばあばしかその場にいなくなると
チビドラはばあばを甘く見て、小言などどこ吹く風。
言う事聞かないどころかその態度は反抗的。

姿は見えて無くても、全部聞こえているのに
それには気づかない小2の浅知恵。

それをチビドラは”おばあちゃんに反抗するな”
とみんなによく注意されているが、パパが特に強く言うらしい。

今日も、”はやく宿題しなさい”という、ばあばを
のらりくらりとかわし、キョロキョロ、そわそわ
挙句、トイレに逃げ込み籠城x2。

さっさとやれば、籠城してる時間で終わるのに
時間と労力を毎日無駄にする学習能力のなさ。

対策を講じず、同じことを毎日繰り返すばあばも
まぁ同じ位トムジェリな訳だが。

なんとも浅はかなチビドラ
散々ばあばを怒らせておきながら
パパのお迎えが近づいてき頃、突然しおらしく

チビドラ:ねぇ、僕、ハンコ-してないよね?

ばあば:ハンコなんか押して無いわ!
     そんなこと言ってないでさっさとやりなさい(怒)

しばし沈黙・・・・・・

チビドラ:ねぇ、僕、ハンコ-した?

ばあば:あなたのハンコなんか知らないわ!
     どっかにおばあちゃんのハンコがいるの?
     そんなこと言ってないでさっさとやりなさい(怒)

またまた沈黙・・・・

チビドラ:ねぇ、僕、ハンコ-してないよね?

ばあば:なんで今、ハンコが関係あるの!
     そんなこと言ってないでさっさとやりなさい(怒)

天の声:”ハンコ”じゃなくて”ハンコウ” 
      反抗なんじゃないの?

ばあば:はぁ?散々反抗しといて何言ってんの!
     早くやりなさいって言ってもちっともやらず
     トイレに立てこもったりしといて、何が反抗してないよね?なの。
     反抗しまくりだわ!

チビドラ:エーン(泣)
     おとうさんに叱られるから言わないでぇ。

ばあば:泣くな卑怯者!

どちらも残念。チーン。